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間もなく、10月31日ハロウィーンがやって来ますね。
私はティムバートン監督が好きなんですが、好きな理由の一番はその世界観です。
「チャーリーとチョコレート工場」はDVDも買ってしまうくらいお気に入りの世界観でした。
ティムバートン監督作品で好きな映画は沢山ありますが、世界観にドハマりしたのがこの映画と、その10年以上前の映画、今回のテーマとなるハロウィーン映画「ナイトメアー ビフォア クリスマス」です。(映画としてはシザーハンズやスリーピーホロウも大好きです~)
私の中では、ハロウィンと言えば、このナイトメアー ビフォア クリスマスなんですよね。
さて、そのハロウィーンをテーマにBLOMSTERとして最初の洋服。
黒、魔女、退廃、ゴス、かぼちゃ、お菓子・・・ハロウィーンという言葉からイメージするものと、
ティムバートン監督映画に出てきそうな洋服。そこからインスピレーションをもらい、デザインしました。
①ジャケット(ストレッチの入った綿)
ずっと以前からドール用ジャケットを作ってみたかったので、持っていた生地からではありますが、
チェック生地を使うことにしました。
シングルのジャケットですが、袖の長さ、袖山、襟の高さなど、何度もパターンを作り直しました。
芯貼りなど、人間用ジャケットと同じ工程で縫製すると生地の厚みもあってとても縫いにくい!
なので、芯地は必要最低限の箇所しか使用していません。
また、重ね着させるとドールの肌は滑るので型が崩れやすいですね。
色々と苦労しました。
ボタンは飾りボタンが二つ付いていますが、実際はスナップボタン一個で止めるようになっています。
スナップ2個にすると少し見た目のバランスが変わってしまうので、ここは一つにしました。
胸元には共布で作った布花(フリンジ処理、巻バラ)を付けました。
②帽子(黒の合皮)
ハロウィーンの帽子と言えばとんがり帽子。
帽子教室に通い始めてから、帽子を作るのが比較的簡単になってきました。
黒い合皮を使っています。
ベルトにはジャケットの裏地を使用。デコレーションにはジャケット地で作った花モチーフやレース、コウモリも付けました。
クリップでウィッグを挟むようになっています。
③サーキュラーワンピース(黒ニットベロア、ラッセルレース地、綿ストライプ地)
いつかドレスに使いたいと思って購入していたニットベロア。
ようやく形に出来ました。
ハロウィーンがテーマでなければフリルは付けなかったと思います。
そのくらい、生地だけで上品に見える素敵素材です。フリルなしでもとても可愛かったのですが、
ジャケットと合わせたりハロウィーンのデザインというのを考えると、やっぱりフリルを付けたい!
って事で、完全円形スカートのこんなワンピースが完成しました。
④パニエ(黒ソフトチュール、ラッセルレース)
前アカウント名MagnolianTailor(マグノリアンテイラー)から続くパニエ。
これまで制作した殆どのドレスに、こういうパニエを付けてきましたので、もう定番と呼べるかもしれません。いくつかバージョンはありますが、たいていはこの形です。
いつもより、少しだけゴージャスにしてあります。
⑤サイハイデコレーションソックス(黒ニットレース地、パール、スパンコール)
ずっとやりたかったソックスへの刺繍。
今回はスパンコールとパールを使用しましたが、近い内にもっと色んなものでデコレーションに挑戦したいと思っています。
なるべく足の形に沿うように、とパターンを引いたので、足首あたりが少しきつく、履かせる時はちょっとだけ力を入れる必要があります。
⑥ストール
退廃的な雰囲気を出すには、フリンジ処理が一番ですね。
このストール、グランジロックミュージシャンみたいにカッコ良く見えてお気に入りです(笑)
このストールもずっと作りたかったアイテムでした。
しかしフリンジ処理は、時間かかります(汗)
制作時間は、パターン作成から見るとかなり時間が掛かってしまいましたが、
いい勉強になったと思います。
ジャケットも、もっと色々と改良を重ねていけたら良いなと思います。
どんな素敵なドールちゃんに着ていただけるのか、ワクワクします(*^^*)
そして今回も撮影背景は旦那氏によるもの。
スパイダーウェブが作れるこんなアイテムがあるんだなぁと初めて知りました。
見づらいですが、糸を張り巡らせてます。
あと、バケツやカボチャのペイントなどなど、多大な協力に感謝。
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